今回の解散総選挙を考えてみる

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円安が止まらないですね。

週末には121円を超えてたようです。
(アメリカの雇用統計の影響からドル高の要因が強いみたいです)

そんな中、久しぶりにどうでもいい事をつぶやきたいと思います。

 

こんにちは、まんもすです。

 

最近は競馬の記事しか書いてなかったのでたまにはそれ以外の記事も書こうと思います。

 

ちなみに、ちょうど一年前 私は特定秘密保護法について、自分の思う事をだらだらと書きまくった記事をアップしていました。

長いので重要な所を3行ぐらいでまとめると・・・

「政治家に都合の悪い事なんて今まで(多くは)公に出る事は無かったんだから法案の有無で変わるものではない、自民は独裁者的に行動するのではなく野党と修正協議をした上で法案を可決していた。」

と、大体こんな内容でした。

上で言う野党とは民主党を含む「維新の党」とか今は亡き「みんなの党」などの事です。

 

 

各地で各党の代表が舌戦を繰り広げているところですが、民主党が本当に酷い事しか言っていないですね。

今回の解散を受けて、最初は正直 自民党以外の党に投票するつもりでした。

それも今は揺らいでいます・・・

 

私は1年前

「気が早いですが次回選挙時に、野党の演説などで「自民党の秘密保護法案の不正利用を私たちが監視します。そのために私を政治家にしてください。」と言われたら私はその党に一票を投じる気がします。。。もし、この強行採決されたことを理由に・・・例えば「自民党は独裁者だ!」と言って選挙を戦うような党があれば私は全力でその党に一票を投じることを回避すると思います。」

なんて事を冗談半分で書きました。

 

6日の民主党の岡田代表代行はこんな事を言ってたそうです。

「国会の議論もなく国民の理解もなく、いきなり(安倍政権は集団的自衛権の行使を可能にするため閣議決定で憲法解釈を)変えてしまった。300以上の数を与えればそういう安倍政権の暴走にストップがかからなくなる。民主党に力を与えていただき、国会できちんと議論をする、お互い知恵を出し合いながら合意形成する、当たり前の国会を実現させてもらいたい。」引用元

もう、失望しかないですね。。。

私がダメだなと思っていた事を前半で言っちゃってますからね・・・

 

今回の解散選挙での民主党の言い分は大体こうです。

「(自分達は具体的に憲法解釈の変更、変更の内容がどうダメなのかを示すことなく)勝手に政治を実行されるのが危険(民主党にとって不利益)だから議席を下さい。」

こういう琴を感じさせるような発言を繰り返していると自分達の首を絞めていませんかね・・・と思う次第です。

 

 

今回、解散の噂が出始めたのは11月の初旬頃でした。

10月末に日銀の追加緩和があり、

そろそろ増税の話かなと思った頃に解散の噂が出始めて

第三四半期のGDPが-0.4%と出たころに現実味が帯びてきた感じでした。

解散の噂が出てから今日まで1ヶ月も経っていません。

 

本当に台風のような解散劇だと思います。

野党も突然の事で大変だなぁと思います。

だから、こういう事しか言えない人が多いのかなとも思います。

 

が・・・ちょっと待って下さい。

普段から国会で自民党が行う政治がダメだったら、、、

どういった方向性で政治を動かせば良いと考えているはずで、

野党からすると絶好の機会のハズなんですよねぇ・・・

 

でも、野党というか民主党の候補者から出てくる言葉はどれも普段から政治の事なんて考えていない発言が多い。

テレビから聞こえてくる民主党の候補者の発言はそんなセリフしか聞きません。

 

民主党からすると今の自民党の政治に文句が付けられないのかなという印象です。

 

それを顕著に表しているのが民主党のマニフェストで面白い事が書かれています。

「2013年は年収200万円以下の給与所得者が約1120万人に増えました。」

私は目を疑いました・・・

民主党政権は2012年末まで続いていたわけです。

政治の結果なんて投資家や大企業でない限りすぐに効果なんて現れません。

 

量的緩和と消費増税が良い例ですよね。

異次元緩和と言われる緩和作が実施されて景気が上向きかけていた1年後、消費増税を行ったら景気は下向いた。っていうのが今の日本です。

そんな一般庶民にはなかなか縁のない長い目で判断を行わなければいけない政治と言う世界で、民主党が政権を握っていた1年後の話を自民党の責任にしようとしているわけです。

 

責任のなすりつけも良いところです。

 

冷静に考えると高齢者が増えている以上、退職者も増えているわけで、、、200万以下の給与所得者が増えるのは必然ですよね・・・

他には実際には給料が上がっているので、、、「実質賃金が民主党政権時代から下がっている。」とか、、、貰った給料を全てドル紙幣に交換でもしない限り関係のない話でしか自民党にとってネガティブな情報を持ってこれないあたり、民主党からすると自民党の政治に文句を付けられる所がない、という事の裏返しのように見えて仕方がありません。(苦笑)

 

 

また、読売新聞が候補者に実施したアンケートに面白い結果があります。

民主党は自民党が決めた消費増税先送りについて34%しか評価しておらず、大半の議員は反対的な評価を下しているみたいです。

・・・ただし、このアンケート結果の自民党のアベノミクス効果の評価の高さも要注意です。もう少し自民党議員内に反対意見がある方が良い政策に結び付くと個人的には考えてます。

 

 

と、ここまでダラダラと思いを書き連ねました。もっともっと書きたいことはありますが、この辺にしておきます。

 

それにしても現時点だと来週の投票・・・本当にどうしようか悩みます。

こんな状態なので一定数の投票が確保できていない所は不要な議員しかいなかったとして議席を減らしたらどうですか?とか思ってしまいます。

あと、選挙の事、自分の国の未来を決める大事な1票のために選挙休暇とかできないかなぁと思う今日この頃。

まぁそんな休暇があったとしても、遊んで普段の休日通りに過ごす人が大半だろうけどf(^^; あ、私も普段の休日通りにしか過ごしません。

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