ハイブリッドHDDと普通のHDDの速度を比較してみた(PS3)

| トラックバック(1) |

今日は、PS4への布石と言いますか・・・

PS4が届く前にPS3でハイブリッドHDDと

日立のHDD 1TBの動作速度を比較してみました。

PCで比較するのが手っ取り早いとは思いましたがあえてPS3で比較しました。

PS4が到着したらPS4でも比較してみます。

DSC_0450.JPG

 

こんにちは、まんもすです。

 

今日はPS4のために先行投資したハイブリッドHDDと普通のHDDの速度を

PS3で比較してみた結果を残します。

 

比較する時間は、

1, フォーマット&アップデート時間 (2種類)

1つ目の計測画面 (この画面が消えるまで)

DSC_0452.JPG 

2つ目の計測画面 (この画面が消えるまで)

DSC_0455.JPG 

 

2, 「ICO」と「ワンダと巨像」のインストール時間 (ダウンロード時間は含まず)
  PS Plusで配られていたダウンロードパッケージを使用します。
  PS3の情報画面で透明なカプセルに入っている状態で以下のサイズでした。
   ・ICO: 1744MB
   ・ワンダと巨像: 6183MB

3, 起動時間
  電源OFFの状態からPSボタンを押して、PSNの列のアイコンが全て表示されるまで。 

の大きく分けて3種類です。

(比較の本命はPS4なので今はこのぐらいにしておきます)

 

比較に使用するのはトップの写真で出していますが以下の2つ。

非ハイブリッドなHDD

日立 HGST Travelstar 0S03565

7200rpm 32MBキャッシュのモデルです。

 

ハイブリッドHDD

東芝 ハイブリットHDD MQ01ABD100H

5400rpmで8GBのフラッシュが付いているモデルです。

ん?ハイブリッ「ト」!?「ド」じゃないの?と思ったけど気にしないf(^^;

 

値段は1000円差・・・あれ?問答無用でハイブリッドで良いんじゃねf(^^;

まぁ、「SSDを使っているハイブリッドには耐久性に多少不安がある!」と言う人がハイブリッドと非ハイブリッドなHDDの速度がどのぐらい違うものなのか参考にしてもらえれば良いと思います。
(事実はどうかわかりません。ハイブリッド、非ハイブリッドの両方に当たり外れがあり、
 当たりを引けばどちらも同じぐらいの製品寿命かもしれません。)

 

ちなみに非ハイブリッドなHGSTのHDDは

2.5インチの中ではかなり高速な部類だと思われます。

使用するPS3はCECH-2000Aです。

最初の薄型が発売された直後に購入した本体です。

たしか120GBモデルだったと思います。

DSC_0451.JPG

使用したアップデートファイルはバージョン 4.53のファイルです。

 

それでは、HGST Travelstar 0S03565 から計測してみます。

注意:全て目視による計測です。

計測シーン 計測時間
1 フォーマット中の画面 86.87秒
アップデート中の画面 146.99秒
2 ICO 217.94秒
ワンダと巨像 756.29秒
3 起動時間 23.65秒

 

う~ん、、、早いのか遅いのかイマイチ分かりませんねf(^^;

ということで、急遽最初から付いていたHDD (東芝 MK1255GSX 120GB)で

計測してみました。

計測シーン 計測時間
1 フォーマット中の画面 91.61秒
(+4.74秒)
アップデート中の画面 141.79秒
(-5.20秒)
2 ICO 234.35秒
(+16.41秒)
ワンダと巨像 822.31秒
(+66.02秒)
3 起動時間 24.13秒
(+0.48秒)

(計測時間のカッコ内はHGST 0S03565と比較した結果) 

比較してみるとアップデート中の時間はわずかに東芝 120GBの方が早いですね。

2は東芝120GBの方がやや遅いですが容量に不満がなければ問題ないレベルかなと思います。

起動時間なんて誤差のレベルですね。

 

では、続いて今回の本命?ハイブリッドHDDの計測です。

計測シーン 計測時間
1 フォーマット中の画面 77.53秒
アップデート中の画面 99.32秒
2 ICO 569.56秒
ワンダと巨像 2035.07秒
3 起動時間 22.41秒

ん??

あれ???

あれれ???

注意:計測ミスとかじゃありませんよ。

 

全部まとめてみますね。

ど~ん。

計測シーン 計測時間
非ハイブリッド
PS3付属 東芝
MK1255GSX
120GB
非ハイブリッド
HGST Travelstar
0S03565
ハイブリッド
東芝
MQ01ABD100H
1 フォーマット中の画面 91.61秒 86.87秒 77.53秒
アップデート中の画面 141.79秒 146.99秒 99.32秒
2 ICO 234.35秒 217.94秒 569.56秒
ワンダと巨像 830.81秒 756.29秒 2035.07秒
3 起動時間 24.13秒 23.65秒 22.41秒

 

まとめ

アップデートの時間はハイブリッドHDDの方が早くなっているようですが、インストールの時間はハイブリッドの方が倍以上の時間がかかるという結果になりました

まぁ、PS3のインストール時のファイルの扱い方とハイブリッドHDDの読み書き方法との相性が悪かったのかもしれません。実験前には全体的にハイブリッドの方が早くなる事を期待していた身からするとちょっと意外な結果でした。

想像ですがPS3のインストール動作が同じ箇所の読み込みをほとんどしないために8GBのSSDキャッシュを一切 有効活用できなかったのかなぁ・・・と思っています。

ただ、この結果からPS3ではハイブリッドHDDを使わない方が良いかも・・・とは言えず、、、ゲーム中のローディング画面で行われているであろう同じ箇所のデータを繰り返し読み込んだりするケースはキャッシュが有効活用できてハイブリッドHDDの方が早いハズです。。。(あくまでハズです。)

もし、PS3のHDDの交換を検討されている方は「ハイブリッドだから!どんなケースでも早くなるでしょ!」と思ってPS3でハイブリッドHDDを使うと期待を裏切られるケースがあるという事実を知った上で導入を検討する事をオススメします。

まぁ、インストールなんて1回だけの話で、しかも今回テストしたケースはPSNからダウンロードした場合のインストール時間についてなのであまり気にする事ではないのかもしれません。実際にPS3のアップデートの時間が早くなっている事からPS3でハイブリッドHDDを導入して、その恩恵を得られるケースもある事は間違いないと思います。

ただ、今のところPS3での使用に関してはハイブリッドHDDを強くオススメするほどではないのかな・・・と思いました

さて本命はPS4本体での比較なので、PS3での比較はこの辺で止めておきます。

 

う~んPS4はどんな比較実験しようかな・・・

トラックバック(1)

トラックバックURL: http://www.cross-ring.net/cgi-bin/blog_engine/cross_mt/mt-tb.cgi/462

少し前にPS4のための前準備として購入しておいた 東芝製の(SSHDとも呼ばれてる)ハイブリッドHDD(MQ01ABD100H)と 日立製のHDD(Tra... 続きを読む

2016年7月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

アーカイブ


つぶやき