佐村河内守氏の謝罪・記者会見 前半

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突然ですが本日行われた佐村河内守氏の会見を取り上げます。

天地神明に誓って・・・天地神明大好きな佐村河内さんの謝罪・記者会見。

 

こんばんは、まんもすです。

 

今日は佐村河内守氏の謝罪・記者会見を残します。

私の感情に流された内容になるのは本望では無いので、無駄だと理解している事も含めて話していた内容を残します。 

【本人の弁論】 

  • 音楽を聴いた人・本の出版、音楽関係者・NHKやマスコミ関係者・震災被害者・フィギュアスケートの高橋大輔選手等への謝罪から始まる。
  • 障害者手帳は検査の結果返納した。
  • 障害者年金は一度も受け取っていない。近いうちに横浜市からも公表される予定。
  • 3年前から聴力が回復していた事、耳が聞こえない事を偽るために手話通訳者を呼んでいたのじゃないか?ということについて、音声はひずんで聞こえてしまうため会話を聞き取れない事がほとんどで、手話通訳者を必要とした。また、ゴーストライターの事は手話通訳者に一切話していない。(手話通訳に関する質問は控えてください。と最後に〆る)
  • 私には信用がないので、今日の会見では天地神明に誓って嘘偽りなくお話します。
  • テレビ出演は本日を持って最後とします。
  • 2002年の手帳の交付について、2月12日の午後2時からの横浜市の会見で当時の診断書(障害者2級)が適切であった事を発表している。
  • 元々、音楽が一切できなかったのでは?という事について、元々プロとして活動していたのは本当で、NHKのハイビジョンができた当初「サンガドウケイ」という番組の音楽を担当していた。それを受けての「秋桜(コスモス)」の依頼があった。
  • 交響曲を身銭を払ってまで作った事について、子供の頃から音楽が好きでクラシック音楽も好んで聴いていた。ここ70年の日本の現代音楽に肯定的な考えはなく、昔の調性音楽の復権を望んでいた。で、もし、時代が変わって調性音楽が主流になった時に、今の時代にも交響曲があり、それを拾ってもらえれば良いと考えて、設計図を書いて新垣氏に音符を書いてもらったのが「交響曲第一番HIROSHIMA」。
  • 新垣氏と自分の音楽の関わりについて、2人だけの秘密の中で18年間行ってきたこと、自分が設計図を書き、新垣氏が音を起していくというものでした。
  • 新垣氏への疑念・疑問に思う事について、新垣氏が何故あれほど師匠である三善晃先生にバレる事を恐れていたのにも関わらず、このタイミングでの発表となったのか疑念・疑問でした。
  • 新垣氏が「こんなことは、止めましょう」と何度も言った事について、全くの嘘で、新垣氏は一度も私に止めましょうと言った事はありません。「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か―新潮45eBooklet(注意:15ページ程度の内容)が出たときに新垣氏が家まで来て言った時だけ。(18年間の付き合いの中では)つい最近のこと。
  • ギャラについて、新しいコンセプトを思いつくと新垣氏を新宿のある喫茶店へ呼び出す。新垣氏はそこへ訪れ、曲の内容、意味合いや構成を説明し、ギャラを提示すると、必ず最初は首を横に振る。ギャラを釣り上げるとおそらく渋い顔をする。その後、もう少し値段を釣り上げると新垣氏は笑顔で了承する。そんな人が心から「こんなことを止めたい」と思っていた人の発言でしょうか?と雑誌などで書かれている事を見て目を疑った。として新垣氏への疑問・疑念について〆る。
  • 聴覚障害者や病気の方々を自分のブランド作りに利用したと報じられている事について、ゴーストライターを使うというやり方が間違っていたとは思うが、「闇に沈む人達、その方たちに光を当てたいというような気持ちは自分で障害を負ってから現在に至るまで天地神明に誓って本物です」(本人が話したまま)。また、文春の記事を持ってきて蛍光ペンで書いたところ(具体的には不明)は真実ではないと(佐村河内氏が)指摘。

【メモ(Wikiからの引用)】

調性音楽: 長調または短調による機能和声に基づいた音楽の事、何らかの中心音が存在する音組織に基づいた音楽の事、教会旋法や非西洋の民族旋法などを含め中心音の存在する音組織。(Wikiを読んでも私にはさっぱり・・・)

 

【質疑応答タイム】

  • 手話で手話通訳者?に指示を出すような素振り。
  • ニコニコ動画の人「高橋選手について、競技を見たか、感じたことなどを教えてください」
    回答:
    高橋選手とは一度、番組で会っていて、素晴らしい滑りをしてくれる方に曲を使って頂いたことは感謝している。競技は辛くて見れなかった。
  • 読売新聞の人「今まで佐村河内氏の名前で持っている楽曲の著作権を今後どうするつもりなのか?新垣氏は著作権の主張をしないと言っているが、その事について」
    回答:
    新垣さんが何を思われているのかわからない状態です。記者会見の場で著作権を放棄すると言っていた事を知人から聞きました。今後、弁護士を通してどうするのかはわかりません。
  • (続き)読売新聞の人「今後も弁護士との話し合い次第では著作権の主張を続けるという理解で良いですか?」
    回答:
    難しいですが、ソナチネ(高橋大輔選手が使用した曲)やHIROSHIMAは私の設計図に基づいて書かれてあるのにも関わらず、彼が私の傑作です。とおっしゃられている事が疑問です。どの曲が、あるいは全ての曲が著作者と著作権者に分かれていくのかは分からないところです。
  • 中京テレビの人「18年間どういう思いで仕事を続けてきたのか?今回、新垣氏が解明した事で色々な事が明らかになったが、それが無ければ続けていたのか?」
    回答:
    新垣氏自身は「私を甘く見ていたのか絶対に佐村河内は私がバラさないだろうと思っていたに違いない」とおっしゃっていました。そんなことはなく、私が大きなテレビ局で取り上げられてから自分が制御できないくらいの大きな存在になってしまって、自分自身は凄く恐怖を覚えていました。いつかばれるんじゃないかと思っていた。(ここで後半の質問を再確認)新垣氏には話していたが10年後に止めようと言っていた。新垣氏から「新潮45」を読んで止めようと持ちかけられた時、日本コロンビアから「次の作品、次の作品」と要望があったため、何とかそれを必要最小限にとどめるため、あと2つの曲だけお付き合いくださいと新垣氏に伝えて、それが3年に1曲という形で、あと2曲で引退する気持ちでいた。
  • (続き)中京テレビの人「騙していた事について罪の意識はなかったのですか?」
    回答:
    ありました。すみません。
  • 中京テレビの人2「診断書のコピーが配られていて、そこには聴覚障害に該当しないと診断します、と書かれていますが手話が必要な今の状態はどういう状態なのか教えてください」
    回答:
    それは、障害者手帳の交付に該当しない。というところの話です。感応性難聴だとかになるわけです。ABR(音の聞こえ方を脳波を使って検査する)の結果、右が40デシベル、左が60デシベルで感知したという結果だった。普通の人は10デシベルで聞こえる。
  • (続き)中京テレビの人2「今、私の声は聞こえないのですか?」
    回答:
    音はかすかに聞こえますけども、そこがこの(診断書のコピーを指さしながら)伝音性難聴と感応性難聴と言うところで、伝音性難聴というのは耳が詰まったような感じで発せられた言葉は耳に伝わっているんだけども耳に栓がしてあるような状態で耳が遠い状態の障害で、感応性難聴と言うのは私の場合は蝸牛に障害があって、音が歪んで聞こえる。なので耳元で話をしてもらっても言葉として聞き取れないので天地神明に本当に誓って(3回目)今までも、今からも私には手話通訳の方は大切な存在です。
  • (続き)中京テレビの人2「新垣氏は会見で、ずーと聞こえていたと思うと発言していた事についてどう思いますか?」
    回答:
    ABRの科学的検査で全て否定されることであって、その事に対しては沢山質問を頂きたいと思うのですが、耳に関する事は全て新垣氏は嘘を言っています。ありえません科学的に私が電話をしたとか。電話をして、こういうことを喋ったとか、あの全くバカバカしい話だと思うのですけど後ろから名前を呼びかけられたら振り向いたとか、カプコンの社員の皆様が佐村河内が耳が聞こえていたのは周知の事実だとか信じられない言葉です。私は2年、1年半ぐらいカプコンとFAXだけでやりとりをしていましたけども。そのような疑われる事も誰かと電話していたとかありえません。
  • TBSの人「何故、新垣氏に曲を依頼することになったのか、自分で曲を作らずにゴーストライターに依頼しようと思ったのか、そもそもの原点について、動機について教えてください」
    回答:
    新垣氏との出会いについて覚えていませんでした。週間文春の記事で、バイオリニストの新垣氏の後輩の方からの紹介でオケをアレンジしている人を紹介してほしいと僕がお願いしたそうで、その女性の方も覚えていませんけども、まぁ、ある喫茶店で最初にお会いしたのがキッカケで、最初は秋桜(コスモス)という映画は第2の主役としてオルゴールが重要なポイントを占めていたので、そのオルゴールのメロディーは自分のシンセサイザーで打ち込み、何パターンか作って、その中の楽曲も5、6曲は作ったと思います、当時、そのオルゴールのMDを持ちこんで、それを主題にオケをしてもらえないか?とお願いした。正直に言います、オーケストラに凄い憧れがありました、が自分では書けない、ただ雑学的なクラシックの知恵だけはあったので言葉で伝えて新垣氏にアレンジをお願いしたりしたのは間違いございません。それがお金で始まったものですから、それが習慣化してしまったというのが正直なところです。
  • (続き)TBSの人「ご自身を耳の聞こえない作曲家ではなく、プロデューサー、あるいは企画を立てた人という風に名乗って、新垣氏に作曲者として名を連ねてもらう方法もあったと思うのですが、何故、新垣氏はゴーストという存在で、佐村河内氏が表舞台に立つことになったのか?それは佐村河内氏の考えでしょうか?」
    回答:
    当時、すずきじゅんいち監督に、「マリリンにあいたい」という映画を撮られた監督さんなんですが、依頼を受けて、当時工事現場か、道路清掃で働いている時に依頼を受けたもので、本当はダメな事だと思いながら自分の名前だけでやりました。
  • (続き)TBSの人「改めようと思ったキッカケはないのか?」
    回答:
    何度もありましたが、自分が巨大化していく度にそれが言い出せなくて、そういう思いはありました。
  • 関西テレビの人NHKスペシャルの番組と並行するような形で、少女とご家族とを取材してきたものですそもそも冒頭で名前を出して謝罪をしたことが信じられません。ご本人たちの事をよく考えているのでしょうか?そのうえで彼女がどのような辛い思いをしてきたのか、ご家族がどうなるのか?とかをあなたは本当に感じているのでしょうか?彼女は周りから手を差し伸べようとしてくれる方々にも、おばあちゃんに対してあんまり信じない方が良いよと言ってくれています。10歳、11歳の少女の人生を損ないかねない事をあなたはしました。彼女は何故騙したのか、何故無くなったお母さんを利用しようとしたのか、どう思います?その事に対してしっかり答えてください。」
    回答: 繰り返しになりますが、被災地に対しても、あ、まずお詫びしなければいけないのは、しっかりと文春の記事を読んでいませんでしたので、、、(音が切れる)
  • (続き)関西テレビの人「名前を出す事を本人に了解を頂いているのですか?」
    回答:
    はい、失礼いたしました。ゴメンナサイ。まず、NHKスペシャルにご出演して下さったご家族ですけども、最初の冒頭の部分で名前を出した所はカットでお願い致します。申し訳ありません。
  • (続き)関西テレビの人「何故騙していたのか、利用したのか?について真摯にお答えください。」
    回答:
    繰り返しになりますが、少女、ご家族を最終的にこういう形になって騙した事は心からお詫びしています。で彼女の苦しみを思うと凄く、今他の誰よりも申し訳ない気持ちでいっぱいです。その他学校の先生たちやお婆様もヤラセのグルではないか?と疑われている事を聞いて凄くショックを受けたし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。基本的には繰り返しになりますけどもゴーストライターを使っていたという事は、私の誤りであり過ちであり一生償って行かなければいけない罪だと思っていますけども、あの子やおばあちゃまは本当に大好きで、この子に小さな光が届けば良いと思って、やったことは真摯な気持ちでやっておりました。ただ、その結果がとても恥ずかしいですけど、バレたという形で傷つけてしまった事を物凄く反省しております。一点だけ言わしてもらうと、これは批難と言うわけではないのですが誤っている事が雑誌には沢山ありますので正直に言わして下さい、私が彼女にパパと呼べと言ったことは全くありません。
  • (続き)関西テレビの人「本当ですか!」
    回答:
    はい。逆で私の妻に電話がかかってきて「これだけは内緒にしてね、実は守さんのことを最近、あの子はパパと呼び始めているんですよ」と聞かされたのが最初です。もう一点あります。娘をくれと私が言った、全くの嘘です。逆です・・・(割り入るように関西テレビの人が喋る)
  • (続き)関西テレビの人「逆ではないと思います。嘘ではないと思います。」
    回答:
    逆です。(逆とはどういうことですか?と記者が質問)、これは沢山の証人がいらっしゃると思いますけども、あるテレビ局のスタッフさんとお宅にお邪魔している時に、隣のうどん屋へご飯を食べに行った時に、おばあちゃまが私の席の前に座り、突然、私の手を握りしめて「守さん、お願いね私が死んだらあの子をお願いね。」とお願いされました。
  • (続き)関西テレビの人(何か小さな声で言った後)この話はやめます。先ほど結果的に嘘をついたとおっしゃっていたけど、最初から嘘をついていたし、最初から利用していたと思われても当然だと思います、そして被災者の前でコンサートを開いた時、お母様の事や被災者の事をさして心にもなかった曲が女川の海の下に降りてきた、(ちょっと声を大きくして)それは※この時、呼応するように佐村河内氏が「はい」と答える、お母様や被災者に対して凄い冒涜だったと思います。なぜそのような事を言ったのか、その時どういう心境だったのかをお答えください。」
    回答: その点につきましては本当に反省しております。申し訳ありません。
  • (続き)関西テレビの人「何故、言ったのか?という事について答えてください。被災者や亡くなられた方を利用していたのではないのですか?」
    回答:
    いえ、断じて違います。
  • (続き)関西テレビの人「何故、嘘をついたのですか?答えてください」
    回答:
    嘘?
  • (続き)関西テレビの人「最初から嘘をついて近づいて、曲を作って、元々CDにしないと言っていた曲をCDにして、何がしたかったんですか?」
    回答:
    CDは出しておりません。
  • (続き)関西テレビの人「何故騙していたのですか?そこにまだ答えていません。」
    回答:
    結果的にという言葉を使ってはいけないという事ですから、使いません。騙した事になると思います。申し訳ありませんでした。
  • テレビ朝日の人「福島県の本宮市の水色の町という曲を作ったという話がありましたが新垣氏はこれに関して私は作っていないとおっしゃっているのですが、あの曲は佐村河内さんが作ったものでしょうか?それとも他の方が作ったものでしょうか?」
    回答:
    本宮の詩歌は私が作りました。
  • (続き)テレビ朝日の人「新垣氏が何故このタイミングで暴露したのかわからないとおっしゃっていましたが、何かトラブルなどがあったのではないのでしょうか?」
    回答:
    トラブル?トラブルはありません。
  • (続き)テレビ朝日の人「ご自身の中で暴露される理由がないということですね?」
    回答:
    あります、ありますが、ちょっと今は避けようと思います。
  • (続き)テレビ朝日の人「何故今は避けるのですか?」
    回答:
    あの、新垣氏は現代音楽の楽壇の方ですけども、その楽壇の中心にいらっしゃる方で、その一番の先生がですね。現代音楽クラシック界の巨匠の三善晃先生だった事を元々前々から存じておりましたけども。(少し間をおいて)お話しにくいんですけども何故このタイミング何だろうとずっと疑念に思っていた時に、ある方からその「三善先生が亡くなられた」ということを聞きまして彼には元々映画音楽を作りたいという話も聞いていましたし、また私の楽曲がお金でとは言え、このように私自身もですね彼も大きくなるとは全く思っていなかったわけで雑誌にも書かれていましたが信じていなかったみたいで、それが怪物のように大きくなったのは佐村河内の影響力だろうと書いてありましたけども、私はその辺の事はよくわからず、もうみるみるうちに巨大化して言ってしまった自分も翻弄されてましたし、彼はそうなる事を信じてなく、ゴーストとして付き合ってくれたと思います。それが今、佐村河内自身が大きくなってそこにもって先生がお亡くなりになられた事は恐らく自分に対する鎖のような縛りが取れたんじゃないかと思いました。これ以上は言えません。

 

前半の約1時間分を残してみました。。。長いよorz

ちなみに、40デシベル、60デシベルがどのくらいの音なのかというとこちらを参考にさせていただくと、40デシベルは普通の会話に不自由、大声でやっと音が聞こえる。60デシベルは大きい声の会話が何とか理解できる事もある。というレベル。

ダークソウル2までの繋ぎ記事として・・・ちょっとした軽い気持ちで始めたものが・・・恐ろしい量に・・・続きは今晩にアップするかも。

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